電話_0823-34-3824 営業時間_10:00〜18:00 不定休

「アマテラスの暗号」(伊勢谷武)を読んで

読書の感想です。
*極力ネタバレしない範囲で、個人的感想や感じたことを書いていきます。

やけやま不動産、代表の甲斐です。

アマテラスの暗号」(伊勢谷武)を読みました。

感想

いわゆる「日ユ同祖論」について、小説仕立てで書かれていますので、そのままの歴史考察本よりは読みやすいとも思いました。

私としては若干の予備知識がありましたので、裏のストーリーはあまり楽しめず、事実を踏まえた上の筆者の考察を追う感じで読み進めました。

日本とユダヤの共通性を単なる偶然とか、眉唾ものと括ってしまえばそう見えますが、事実を積み上げるほど、無視できないという感覚から何らかの関係がなければおかしいという感覚に至ります。

日ユ同祖論については、昔から個々の共通点が指摘されてきましたが、その不可思議さを全体的にどう捉えるかについては、さまざまな考察がなされてきました。

私自身もこれまで、マクロ的な視点をもって理解しようと何度か挑戦してきましたが、日本もユダヤも神々が非常に多く、その名前や関係性は書物によって異なるため、その度に煩雑さに圧倒され全体的な考察の理解を投げ出してきました。

その点本作は章が短いため、単語を調べつつ少し読んでは腑に落としながら、筆者の読みに最後までついていくことができました。

驚きはありましたが納得の結論に、なぜか少し怖さを感じ、己の存在の小ささを突きつけられた感覚になりました。

本書を何度も読み、本書の内容を私の血や肉として、改めて歴史を学ぶことができたら、私の世界の見え方は変わるのだと感じつつも、日ユ同祖論を理解する上での圧倒的な情報量と奥深さに対し、今の私の知識量や経験で理解していくには相当な困難さも感じました。


やけやま不動産では、不動産に関すること、地域のこと、代表の日々のことについてブログ発信も行なっていますので、ご興味ありましたら、是非ご一読ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。