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映画「セーヌ川の水面の下に」を観ました

主にNetflixやAmazon Prim Videoなどで観た映画、ドラマの感想です。
*極力ネタバレしない範囲で、個人的感想や感じたことを書いていきます。

やけやま不動産、代表の甲斐です。

映画「セーヌ川の水面の下に」を観ました。

感想

私は山で育ち、子供の頃、学校のプール以外では泳ぐ機会が少なかったため、海とか大きな川に近づくだけで、今でも少し怖い気持ちになります。

もう何年も泳いでいないので、40歳を過ぎても泳げる方は尊敬しています。

ここ最近、動物による恐怖映画を数本見ましたが、本作は、サメの恐怖と、水の恐怖が合わさり、より怖い印象を受けました。

この世は人が一番怖いという話もありますが、私としては、自然も怖いし、動物も同じように怖いです。

何故動物が怖いのかと考えると、私はコミニュケーションが取れないものに特に恐怖を感じるのだと思いました。

自然災害や心霊、UFO、UMOなどの未知なものから、こっちの心理とか状況を全く無視して距離を縮められる場合を想像すると恐怖心が湧いてきます。

そう考えれば、私としては、愛犬を愛でるぐらいがちょうどいいと思っています。

私の今の生活にサメは身近ではありませんが、おそらく一生経験することはないのであろう出来事と他人の人生の一部を覗けるところに映画の良さはあると思います。

こういう動物系の映画は、HSPと言われるような感受性が強い方が観ると、人側のそれぞれの立場とか、むしろ動物側にも感情移入し、どっちの立場かわからなくなる可能性があるなと思い、要注意だとも思いました。

自然を題材とする映画を観ると、自然の暴力性に圧倒され、人の無力さを痛感し、自分の存在が小さなものに感じられ、自然から見れば、私はただ一瞬の存在でしかないと思わされます。

それは、自己否定とかではなく、無力が故に、自然の流れには抵抗しないという、出来事に身を任せるという価値観を思い出させてくれるのだと思いました。

本作の救いは、合わせ技で人の恐怖が描かれなかったことでした。

最近の映画ではあまりない、救いのない絶望で終わる感じが良かったです。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。