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映画「市子」を観ました

主にNetflixやAmazon Prim Videoなどで観た映画、ドラマの感想です。
*極力ネタバレしない範囲で、個人的な感想を書いていきます。

引用元:Happinet phantom

やけやま不動産、代表の甲斐です。

映画「市子」を観ました。

感想

湯を沸かすほどの熱い愛」以来に杉咲花をしっかり観た気がします。

セリフをセリフと感じさせなかったり、感情の表現に不自然さを感じさせなかったりが良い演技だと思いますが、杉咲花はもうすでに最高の女優なのではないかと感じました。

長谷川義則は、川辺市子にプロポーズをして、受け入れてくれたのであろうと思っていたところ、突然いなくなってしまった市子を追います。

長谷川は徐々に市子の過去がわかってきてもなお市子を探し続けます。

一方で、全てを知る北秀和はその立場から市子を救おうとして苦しみ続けます。

市子は月子を生き、でも市子であろうとし、月子の死がバレてしまった以上、新たな人生を生きようとします。

観る人によって市子の印象は異なるのではないかと思いました。

市子から離れて見れば、ただの殺人鬼のようにも見え、笑みでさえも不気味に感じるのかもしれません。

市子に近い視点から見れば、無戸籍児として生き、生き延びようとする市子の逞しさを感じるかもしれません。

一見して市子は、自分の置かれた立場や状況を理解しつつ、若さ故か、キャパを超えた状況であるのか、綻び、長谷川義則の元から逃げたようにも見えますが、市子の置かれた状況の複雑さを知るほど、市子の判断の是非や周囲の人たちの判断の是非を考えさせられました。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。