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映画「ONODA 一万夜を越えて」を観ました

主にNetflixやAmazon Prim Videoなどで観た映画、ドラマの感想です。
*極力ネタバレしない範囲で、個人的な感想を書いていきます。

引用元:エレファントハウス

やけやま不動産、代表の甲斐です。

映画「ONODA 一万夜を越えて」を観ました。

感想

私が初めて会った有名人が小野田寛郎さんでした。

サバイバルとか野営とかに興味があって、一人で見よう見まねで行っていた小学5年生の私をみかねて、両親が、夏休みに11日間のサバイバル塾のようなイベントに私を参加させ、そのときの講師としておられたのが小野田寛郎さんでした。

10泊11日間、山にこもって、年齢の異なる数人の班に、ロープとかシートとか備品を与えてもらい、野営しながら課題が出され、サバイバルの基礎的技術や知識を学びました。

課題は、3000m級の山に途中寝床を作りながら登ったり、配給される鶏を捌いて食べたり、魚を釣らないと食事がない日があったり、原始的に火を起こしたりと、今考えるとハードな内容だった気がします。

そこに小野田さんはいて、困ったときにアドバイスをいただきながら11日間を過ごしました。

当時の小野田さんは60代で、サバイバル塾のような自然塾を主催されていたようで、その一環のイベントであったのではないかと思われます。

当時はどのような方なのか、具体的に知らなかったのですが、大人になって調べていくうちに、その体験や言葉を読んで、すごい方なのだと知りました。

死んでいった仲間を「忘れない」という小野田さん想いは、一見、一人で生き延びたイメージとは異なり、小野田さんを支えたのは「人」であったのだと感慨深かったです。

また、わずか数年の教育で、その後30年間も戦い続けられること自体に、教育というものへの恐ろしさも感じました。

日本に戻られてからの闘いの日々も、書籍を通じて知ってはいましたが、この映画では描かれていませんでした。

エンタメ的な表現ではなく、事実を描写するような作品となっており、小野田さんを知る媒体としてこのような映画が残ったのは良かったと思いました。


やけやま不動産では、不動産に関すること、地域のこと、代表の日々のことについてブログ発信も行なっていますので、ご興味ありましたら、是非ご一読ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。