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映画「月の満ち欠け」を観ました

主にNetflixやAmazon Prim Videoなどで観た映画、ドラマの感想です。
*極力ネタバレしない範囲で、個人的感想や感じたことを書いていきます。

引用元:松竹チャンネル/SHOCHIKUch

やけやま不動産、代表の甲斐です。

映画「月の満ち欠け」を観ました。

感想

昔、原作を読んだ気がしていましたが、映画を観て少しずつ思い出しました。

輪廻転生を考えるとき、そんなわけないという話ですが、意識すればあるのかもしれないという気になってきます。

私の経験では、若い頃は自分を中心に見える世界がすべてで、歳を重ね、見えない力やシステムを意識せざるを得ない経験をするたびに、もしかしたら現実を超越した力や導きがあるのかもりれないという考え方を理解できてきた気がします。

つまり輪廻転生という考え方は、若い頃は理解できなくても、歳をとって経験を積むほど感じられる世界なのかもしれないと思っています。

その対象は身近な人の何気ない仕草や言葉に現れ、それに気づいたとしても、まだ自分を中心に世界があるように感じます。

輪廻転生の考え方の肝は、実は自分も誰かの転生だと思うところにあり、万物は輪廻の中にある感覚になることなのだと思っています。

そのように考えた時、輪廻転生の考え方は、自己中心的な世界やエゴがちっぽけなものに感じ、生かされていると感じることによって生きやすくなるという人間の知恵なのではないかと思っています。

本作中で小山内堅が現実に接触するのは、あくまで娘の恋人と名乗る男、娘の同級生とその娘、母の介護者とその娘となります。

輪廻の可能性を受け入れられない小山内は否定しますが、そういうこともあるのかもしれないと思いはじめたところで本作は終わります。

小山内の心情を描ききらなかったところが良かったです。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。