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映画「エゴイスト」を観ました

主にNetflixやAmazon Prim Videoなどで観た映画、ドラマの感想です。
*極力ネタバレしない範囲で、個人的感想や感じたことを書いていきます。

引用元:東京テアトル公式チャンネル

やけやま不動産、代表の甲斐です。

映画「エゴイスト」を観ました。

感想

観終わって、本作の内容は全てタイトルに集約されているのだと思いました。

見返りを求めない奉仕を愛だとすれば、それは自己中心的な自己満足であるエゴイズムとどう違うのかと考えさせられました。

つまり、己の中にある愛のような感情をもっと深く観察し、それは単なるエゴなのかもしれないと気付いたとき、それはまだ愛と言える境界線はどこなのかと考えました。

やさしさとエゴとの境界にも似ていると感じました。

設定が身近ではないため、それぞれのキャラクターに感情移入することは難しかったのですが、男女間でも親子でも全くの他人であっても、自分がただ愛おしく感じ無償の奉仕したいと思ったり行動してきたことは私自身の経験でもあります。

しかしそれが一方的な場合でも愛といえるのか、それはただ自分のエゴなのかは、あまり考えたことがありませんでした。

浩輔と龍太の関係性とそれぞれの感情はわかりますが、浩輔の、龍太の母への思いや行動は愛なのかという疑問を抱えて観ていました。

しかしそれは浩輔のエゴでしかなく、龍太の母はその他人の自己満足に付き合わされたくないとしてはじめは援助に疑問を感じたのではないかと思いました。

浩輔の本心はどうであれ、龍太の母がそれを受け入れることによって浩輔は満足します。

しかし、そもそも愛とかエゴは定義する必要もなく、ただそういう感情が自分の中にあるという認識だけできれば良いのではないかと思いました。

自分がそうしたいエゴを他人は愛だと感じれば愛なのかもしれないし、他人がそう感じなければただのエゴなのかもしれないし、それを明確に認識する必要もないのだと思いました。

鈴木亮平は様々な役を演じることができる点で何作も観てきましたが、本作はその演技の凄さを改めて感じました。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。