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映画「愛に乱暴」を観ました

主にNetflixやAmazon Prim Videoなどで観た映画、ドラマの感想です。
*極力ネタバレしない範囲で、個人的感想や感じたことを書いていきます。

引用元:Prime Video JP – プライムビデオ

やけやま不動産、代表の甲斐です。

映画「愛に乱暴」を観ました。

感想

説明的な描写がなく、淡々と進行していく日常の中で、桃子の言動に対して軽い違和感を感じつつ観はじめました。

義母に対して感じるわずかなストレスや夫との微妙な距離感を表情や声色で表現する江口のり子の演技に引き込まれていきました。

桃子は何かとんでもないもの抱えているんではないかと感じさせられ、少しずつ桃子の現状が明らかになっていくに連れ、私の感じた桃子への違和感が同情という感覚に変わっていきました。

桃子が実家を訪れたとき、母親は何気なく桃子にクローゼットの整理を指示し、甥っ子のおふざけに思わず笑みがこぼれますが、すぐに表情を固くし、シーンは線路沿いに移ります。

桃子が子供を欲する気持ちは想像以上に強く、現実にはいない自分の子を愛したいという感情を抑え続け、劣等感を抱え続けていたのだと思いました。

不倫の末の妊娠で、妊娠したから結婚し、仕事も辞め、その後流産し、子供がいなければ自分の居場所さえもないという恐怖を抱えていたのだと思いました。

実家に自分の居場所はなく、仕事も打ち切られ、一見絶望的にも見えましたが、それでも桃子は生きようとしている点に救われました。

何気ない他人の言動に傷つく人もいるし、何気ない感謝の言葉に自分の存在を確かめる人もいるのだと感じました。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。