やけやま不動産、代表の甲斐です。
子が新居を検討する年齢(20代後半から40代)では、親のことについては、まだまだ想像できないかもしれません。
一般的には、親が後期高齢者(75歳以上)となったら、いつ介護などが必要となってもおかしくありません。
子が住宅の購入を考えるとき、親との同居や介護の可能性、そうなった時の対応を、あらかじめ少しでも考えておくと、子自身の住宅の選択も変わってくるのかもしれません。
様々な家族の形があって、年齢も様々ですが、ここでは、よくある形で、親の住宅と子の住宅について考えてみたいと思います。
親の住宅
親には親の家があり、子には子の家がある場合、親が高齢や怪我や病気で介護が必要となったとき、子は親の様子を見に、親の家へ通うという状況が多くあります。
遠方など、頻繁には通えない状況であれば、携帯電話などでこまめに連絡をしたり、親の住む地域の見守りサービスを利用したりすることもあるかもしれません。
特に、高齢の一人暮らしの親をもつ子が一番心配なのは、親の孤独死や、意識を失ったまま長時間経つような場合です。
やけやま不動産としては、親の住宅に、低速でも、インターネット回線(モバイル回線、WiFiルーター)を設置することをご提案しています。
モバイル回線、WiFiルーターがあれば、親の家電の使用状況を確認したり、動きを感知するようなWiFiカメラを設置したり、玄関の鍵の状況を確認したり、タブレットなどがあれば、顔を見ながら会話することが、安価で簡単にできるようになります。
WiFiルーター数千円、格安SIM回線で安いところは月額数百円程度となります。
親の住宅に住む
条件や状況によっては、親の住宅に住むという選択もあります。
子の家族の状況や間取り、住宅設備や、住宅の状況によっては、リフォームが必要となることもありますので、今の時代、親の家に同居は難しい場合が多いと思われます。
親の住宅の管理
親の方が子の住宅に身を寄せ、子と同居する場合、親の住宅は空き家となります。
空き家になると、通風や通水などを定期的に行わなければ、家は痛みやすくなり、建物の資産価値は低下します。
また、庭や敷地内の草木の伐採を行わなければ、近隣の方に迷惑をかけることにもなりますので、空き家管理を検討する必要も出てきます。
親の住宅の売却
さらに将来的には、親の住宅の売却を検討しなければならない場合も出てきます。
相続の問題や権利関係などによっては、すぐに売却できないこともあります。
あらかじめご相談いただいておくと、売却の段階でスムーズに進むこともありますので、将来の売却についてご不明な点などありましたら是非ご相談ください。
子の住宅
親の状況によっては、近い将来、親が子の住宅に身を寄せ、同居して介護の必要も出てくるかもしれません。
その場合、家のどこに親のプライベートスペースをつくるのかということが重要となります。
2階への行き来は難しいため、1階に適切なスペースが確保できるかという点について考えなければなりません。
子が新居を考える時点で、将来、親との同居を想定する場合には考えておくべきポイントにもなります。
1階のリビングを仕切って、畳の和室としたり、個室などがあれば、将来対応しやすい間取りといえるのかもしれません。
広島県 呉市 焼山 昭和地区の現状
呉市 焼山 昭和地区においても、高齢化は進んでおり、特に、昭和40年代に造成された住宅地では、高齢者のみの世帯、空き家が増えてきています。
やけやま不動産のお手伝い
2024年(令和6年)4月から、相続登記が義務化されました。
やけやま不動産では、相続登記の専門家、提携司法書士や土地家屋調査士のご紹介もしております。
また、やけやま不動産では、住まいのご提案とともに、空き家管理サービス、売却も行っておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。