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映画「国宝」を観ました

主にNetflixやAmazon Prim Videoなどで観た映画、ドラマの感想です。
*極力ネタバレしない範囲で、個人的感想や感じたことを書いていきます。

引用元:東宝MOVIEチャンネル

やけやま不動産、代表の甲斐です。

映画「国宝」を観ました。

感想

ここ数年はNetflixやAmazonプライムばかりで映画館に行くことが少なくなっていますが、国宝は話題でもあり予告を観ると、これは映画館で観るべき作品なのではないかと思って観にいきました。

最初の長崎のシーンからすでに引き込まれ、久しぶりの映画館の音量と迫力に圧倒されました。

仁義なき戦いを思い出すようなシーンでしたが、庭に積もった雪が美しく、これからどのようにストーリーが展開していくのか興味を掻き立てられました。

映画自体は3時間ありましたが、噂どおり長さを感じさせない構成と映像美でした。

舞台奥から演者の背を通して見える観客の拍手に飲み込まれそうになり、私は大勢の人から拍手をされる経験がないため、擬似体験をしているような感覚になりました。

吉沢亮と横浜流星の女形は圧巻で美しく、悲しいし悔しいし楽しいし、観ていて色々な感情が湧きました。

また、人の美しさにも迫力があるのだと感じました。

終わりまで観たとき、芸の世界は、逃げてもやり直し続けることで全て生き様として芸に昇華され極まっていくのだと思いました。

そういう意味でも血は重要で、血を意識するからこそ人々は歌舞伎の世界に引き込まれるし、しかし血はその入り口に過ぎず、芸を本当に理解できるか客も試されているのだと感じました。

映画として歌舞伎の世界の一断片を観たに過ぎないのですが、人が作り上げているのだと思わされましたし、多くの人々の苦悩や葛藤が舞台で表現されているのだと思ったとき、歌舞伎の世界を少し怖いとも感じました。

私の中で余韻が長引いて、現実の世界に戻ってくるのに時間がかかる感覚があり、この映画を映画館で観れたことが今の私にとっては良い経験でした。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。