主にNetflixやAmazon Prim Videoなどで観た映画、ドラマの感想です。
*極力ネタバレしない範囲で、個人的感想や感じたことを書いていきます。
やけやま不動産、代表の甲斐です。
映画「ビースト」を観ました。
感想
「娘たち!とにかく落ち着け!」と何度も思いながら観ました。
ライオンに襲われるという非日常の体験も見どころですが、人が恐怖でパニックに陥ったときの言動がリアルで、学ぶべきポイントがいくつかありました。
ライオンに襲われるという状況は、日本で暮らす私には想像できません。
しかし、ピンチになって、それでもなんとか生き延びようとすることには、ライオンに襲われることでも仕事でも日常でも、共通したものがあると考えました。
人が恐怖やパニックに陥ると、身体的な生存本能が発動し、とにかく体を守ったり、逃げようとしたり、安易に攻撃して逆に刺激してしまったりするのだと思いました。
人は恐怖を感じると、脈が早まってすぐに動ける状態になったり、手足に汗をかいて武器や足元が滑らないようにしたり、瞳孔が開いて多くの情報を集めようとしたり、本能的にプログラムされた生存に向けた身体的機能が発動されるようです。
そのことは、私の日常の中でも、思わぬ事態が発生したり、想定していなかった突然の出来事に驚き、慌ててしまうことも共通の現象なのだと思いました。
私の日常で想定されるパターンでは、登山で道に迷ったり、熊が出没したり、怪我をしたり、仕事で大失敗をしたり、家族が何事かに巻き込まれたりすることが考えられますが、その時にどう考えて行動するべきが問題なのだと思いました。
恐怖やピンチには2種類あって、本作のような身体的なピンチと、仕事や日常での心理的ピンチは分けて考える必要があるとも思いました。
私は通常状態のときはとにかく行動をし続けることをモットーとしてますが、ピンチのときは本能のままもっと動こうとしていた気もします。
ピンチは一瞬でやってくるので、常日頃の想定や可能性を考えておくことは、冷静さを取り戻すきっかけにもなると思いますが、想定外のことが起きたときには、まず守って、自分の冷静さが戻るまではすぐに動かないことが重要なのかとも思いました。
それから、今もっているものを確認して、どう使って、どのようにピンチを脱するかという思考を続けることで冷静さを取り戻し、その上で勝負しなければならないときは勝負をするという視点をもとうと思いました。
本作のような身体的なピンチのときは本能に従うしかないと思うのですが、そうでないときはいかに冷静さを取り戻すかが鍵なのではないか思いました。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。