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映画「Winny」を観ました

主にNetflixやAmazon Prim Videoなどで観た映画、ドラマの感想です。
*極力ネタバレしない範囲で、個人的感想や感じたことを書いていきます。

引用元:【公式】ナカチカピクチャーズ

やけやま不動産、代表の甲斐です。

映画「Winny」を観ました。

感想

久しぶりに東出昌大を見た気がしますが、役にはまっていました。

2024年の現在では、Netflixやアマゾンプライムなどのサブスクがありますが、あの時代にWinnyは画期的で魅力的なソフトであった記憶はあります。

新しい技術やサービスが登場し、それによる弊害が生じたとき、それを開発した人を否定する社会では、新しいものは生まれにくくなっていくことはわかります。

インターネットが普及し、もっと飛躍してくべきときに生まれた技術とその開発者を否定し、社会的に抹殺した日本は、今の日本の現状になるべくしてなったのだと感じました。

GAFAMに匹敵するような、ブロックチェーンのようなものの基礎となったかもしれない芽を、あの時点で摘んでしまった日本の悲しさを改めて感じました。

著作権を侵害してしまうかもしれない致命的な欠陥を含んだままWinnyを世に出してしまったのは金子氏のミスだったのかもしれません。

しかし、いつでも画期的なものを生み出すのは個人であるため、個人と組織とか、新しいものを生み出す世代と旧態然を守ろうとする世代間の闘いであるのかもしれません。

Winnyが残した結果としては、著作権を侵害という負の面もありますが、多量の情報流出の発覚により、その後のセキュリティ強化のきっかけになったという点では成果ともいえるのではないかと思いました。

本作はその両面が同時進行で描かれ、何より、金子氏の名誉が少しでも回復する記録としても残ったのは良かったと思いました。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。