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各面積・建ぺい率・容積率の説明

土地面積(敷地面積)

「敷地面積」は土地の全体の広さを指し、「土地面積」ともいわれます。

土地を真上から見た「水平投影面積」として計測されます。

不動産取引で用いられる敷地面積には「実測面積」と「公簿面積」の2種類あります。
実測面積とは実際に測量した面積であり、公簿面積とは登記簿上の面積であり、差異が生じていることもあります。

地域によっては、自治体により、「敷地面積の最低限度」が定められていることもあり、その場合、分筆により「最低敷地面積未満」となった土地には、建物を建築することはできません。

呉市昭和地区、およびその近隣地域におきましては、
 夢が丘地区
 学びの丘地区
 グリーンタウン郷原地区
 宮が迫ニュータウン地区
が条例として「敷地面積の最低限度」が定められています。

建物面積(延床面積)

「延床面積」とは建物のすべての階の床面積を合計した数値を指し、「建物面積」ともいわれます。
一戸建ての場合は壁心からの面積を使用します。
延べ床面積は、「容積率」の算出に用いられます。

延床面積は部屋の広さを表しているものであるため、玄関ポーチyバルコニー、吹き抜けやロフトなどのスペースは含まれません。

建築面積

建築面積とは、建物の水平投影面積を指します。
建築面積は、「建ぺい率」の算出に用いられます。

建築面積の算出は、延床面積とは異なる基準で、一部の部分は建築面積には参入されません。

建ぺい率(建蔽率)

建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合を言います。
建物を建てる際、敷地の面積に対し、どのくらいの面積の建物が建てられるかの数値が建ぺい率です。 

建ぺい率は、敷地内に一定割合以上の空地を確保することで日照や通風など環境を衛生に保ち、防火や避難などの安全性を備えることを目的したもので、建ぺい率80%であれば、敷地面積の80%の割合で建築することが可能です。

(例)300㎡の敷地に対し建ぺい率が80%の場合、300㎡×60%=240㎡の建築面積の建物を建てることができます。

容積率

容積率とは、敷地面積に対する延床面積の割合を指します。
容積率は、建ぺい率同様、環境や安全性に加え、人口調整(地域の過密化を防ぐ)を目的としたもので、容積率200%であれば、敷地面積の200%の延床面積の割合で建築することが可能です。