不動産の価格は、税込価格（総額表示）です。
土地は「消費」の性質をもちませんので、消費税は生じませんが、建物には消費税が生じる場合があります。
（例）販売価格1,000万円
内訳 土地1,000万円
消費税0円
一般的な建売住宅の価格には、土地の価格と建物の価格と消費税が含まれます。
（例）販売価格3,000万円
内訳
土地 800万円
建物 2,200万円（税抜価格2,000万円＋消費税200万円）
中古住宅の消費税について
中古住宅の売買については、建物に消費税がかかる場合とかからない場合があります。
売主が個人の場合は消費税はかかりませんが、売主が不動産業者の場合は建物に消費税がかかります。
つまり売主が個人か事業者かで建物についての消費税が変わることになります。
中古住宅の売主を見分ける方法は、不動産業者の掲載する物件情報の「取引態様」欄に、「仲介」（媒介）とあるか、「売主」とあるかで見分けることができます。
「仲介」（媒介）と記載がある場合は、売主は個人、「売主」と記載がある場合は、売主は不動産業者ということになります。